2008年11月17日月曜日

末期の水

最近葬儀・葬式についての記事の投稿が少なかったので、今回は、末期の水(死に水)についてです。

当、吾妻地区ではあまり”末期の水”の風習はないようですが、あえてこういう風習もあるということで紹介します。

末期の水(死に水)とは?
死にゆく者に対して、家族が枕元に寄って順番にその口許を水でうるおすことを「末期の水」あるいは「死(に)水」をとるといいます。新しい筆か、箸の先に 脱脂綿を巻いて糸でしばり、それに水をふくませて、軽く口を湿らせます。この作法は、本来死者の命が蘇ることを願うことと、あの世で渇きに苦しめられないようにとの願いを込めた風習とされています。 死者に何かをしてあげた いという遺族の心情にふさわしい儀式といえるでしょう。
かつては臨終の間際に行なわれるものでしたが、現在では息を引き取ったあとに行います。
実際に水を飲むわけではありませんから、口の中に水を入れず、唇をぬらす程度にします。

”末期の水”のいわれ
末期の水は、仏典『長阿含経』の釈迦の入寂に際しての故事に由来しています。

・・・・・自分の最期を悟ったお釈迦様は口の渇きを覚え、弟子の阿難に水をもってきてほしいと頼みました。しかし弟子阿難は、近くの川の水はたくさんの車 が渡って濁っているので我慢してくださいと答えました。しかしお釈迦様はどうしても我慢できず「拘孫河という川がさほど遠くないところにある、冷たくて清 らかなその水を飲み、この身に浴びたい」と言いました。すると雪山に住む鬼神で、お釈迦様の教えに帰依した者が、拘孫河の水を汲んできてお釈迦様に捧げた そうです。・・・・・

このお話が仏教の教えと共に一般に広がり、死に行く人に末期の水を施す習慣となりました。


末期の水・・・全体的には行っているほうが多い風習だと思われます。

2008年11月8日土曜日

SEO対策

あがつまメモワールのページが、yahoo検索でキーワード「群馬 葬式」ですと以前より下位になってしまっていたようですので、やむをえず多少ではありますが、SEOを施しました。

大幅な変更や、被リンクの急激な増殖はかえってスパム扱いされかねないので、ブラウザ上で確認の見た目には何ら変化はありませんが・・・。

まあ、メタタグを少し調整しました。

次回のyahooクロールでの結果が少し楽しみです。