2008年9月4日木曜日

お彼岸!

お盆も終わり・・・。と思っているとまもなく秋の"お彼岸"ですね。

今日は、お彼岸について少し・・・。

「彼岸」という言い方は「到彼岸(とうひがん)」を略したものだそうです。
では「到彼岸」とは・・・
これは般若心経の「波羅密多(はらみった又はパーラミータ)をインドのサンスクリット語から漢訳した言葉が「到彼岸」。
そして「到彼岸」の意味は文字どおり彼岸へ到達するということ・・・。

では、なぜ彼岸へ到達する教えがあるのかというと。
仏教では川の向こう岸「彼岸」に仏の世界が、こちらの岸「此岸(しがん)」に今私たちがいる世界があり、彼岸は「悟りの世界」、此岸は「煩悩の世界」と考えられています。そして、「此岸」にある者が、「六波羅蜜」(ろくはらみつ:解説は次回にでも・・・)の修行をする事で、極楽浄土(悟りの世界)すなわち「彼岸」(ひがん)の境地へ到達することが出来るというものです。

そして、本来「六波羅蜜」の教えを毎日心がけるべきですがなかなか実行出来ないということもあり、せめて春と秋の2回位は実践しようと言うことで、太陽に祈りを捧げ、煩悩を払っていたようです。

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