2008年9月13日土曜日

六波羅蜜(ろく・はらみつ、ろっ・ぱらみつ)

今日は、前回の彼岸の中の話から・・・六波羅蜜について。

六波羅蜜の教えとは以下の通りです。
・布施(ふせ)・・・・他人へ施しをする事
・持戒(じかい)・・・戒を守り反省する事
・忍辱(にんにく)・・不平不満を言わず耐え忍ぶ事
・精進(しょうじん)・一心不乱に努力する事
・禅定(ぜんじょう)・心を落ち着けて動揺しない事
・智慧(ちえ)・・・・真実を見る智慧を働かせる事

やはり、頭では分かっていても、なかなか実行出来ることではないですね。
極楽浄土への道は遠い!?

では、話は変わり彼岸の由来・・・
極楽浄土は西の方角にあると考えます。浄土経典の『観無量寿経』には、極楽浄土を想像するための十六の方法が説かれていますが、その一つとして、西に沈む太陽を見て極楽浄土を想う「日想観」という方法があるほど。ここから太陽が真西に沈む春分・秋分の日に、西方浄土を想像し、ご先祖様を供養する習慣が生まれました。

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